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メダカ稚魚の育てるのにゾウリムシは必要?
結論から書くと、屋外飼育で、グリーンウォーターなら
ゾウリムシは必要無いかもしれない。
屋外飼育の場合
床石に赤玉石や軽石を敷いていると、緑色になりづらいですが、
屋外の日の当たる所に水槽を置いておくと、水が緑色になります。
夏の間は、日光に当たる所においていると
水槽の水が、ぬるま湯になり、メダカが死んでしまうので注意が必要です。
屋外水槽に発生する緑色の水の正体は、植物性プランクトンで
屋外で飼育していると、発生します。
この植物性プランクトンはメダカ稚魚の餌になるので
グリーンウォーターの状態なら、ゾウリムシは無くても育ちます。
私はグリーンウォーターと稚魚用の粉エサを併用しています。
2024年は屋外水槽で、ゾウリムシを与えずに育っています。
濃すぎると酸欠
グリーンウォーターは餌になりますが、緑が濃くなり過ぎると
夜、酸欠になりメダカが死んでしまう可能性があります。
昼間は日光が当たると、光合成で二酸化炭素から酸素が作られます。
夜間は、植物性プランクトンも酸素を消費するので、
濃度が濃すぎると、酸素になる可能性があります。
緑色が濃くなったら、水換えをして
植物性プランクトンを薄めた方が良いです。
グリーンウォーターをより濃くする方法
屋外は日光が当たる所に、水槽を置いていても、
緑色がなかなか濃くならないことがあります。
上でも書いた様に、赤玉石などを敷いていると
グリーンウォーターになりづらいです。
グリーンウォーターがなかなか濃くならない場合は、
ハイポネックスを薄めて入れるとより濃くなります。
屋内飼育の場合
屋内飼育の場合、グリーンウォーターを育てることは難しいので
ゾウリムシを餌として使用した方が良いと思います。
ゾウリムシは動くので、稚魚がゾウリムシを追って、食べますが、
市販の粉餌は、生まれたばかりの稚魚は、餌と認識しないのでなかなか食べません。
ただ、ゾウリムシの栄養価も高くないので
様子を見て、栄養価の高い、稚魚用の粉餌を与えます。
ゾウリムシを与える時は、培養液の密度の高い所をピペットなどで掬って与えます。
水質悪化などが気になる場合は、ろ過をして与えても良いと思います。
【関連】メダカ稚魚に与えるゾウリムシはろ過した方が良いのか?
与える量は、稚魚5匹~であればゾウリムシ培養液を約10ml与えます。
【参考】メダカの稚魚飼育方法
参考記事でも書かれていますが、ブラインシュリンプも導入すれば、
より成長スピードが早くなると思います。
屋外だと、無くても育つので、
私のメダカ水槽ではブラインシュリンプは導入していません。