ゾウリムシはこんな生き物
ゾウリムシは、水路や池などに生息する原生動物です。
ゾウリムシの特徴について、紹介します。
ゾウリムシの入手・採取方法
ゾウリムシはネットでも、インフゾリアとして販売されています。
購入しなくても、野外から採集できますが、手間がかかります。
野外から採取した場合、
ゾウリムシ以外の原生動物が含まれているため1匹単離を行います。
1匹から培養した株を、顕微鏡で観察し、ゾウリムシかどうか確認します。
ゾウリムシを培養し増やす
研究施設ではレタスジュースでゾウリムシを培養するようですが、何かと面倒です。
現在使っている餌は、エビオス(ビール酵母)と、きな粉です。
前まで生茶を長期保存目的で使っていましたが、最近はきな粉を使用しています。
- ゾウリムシを培養する容器
- ゾウリムシを培養のに最適な温度などの環境
- エビオスでゾウリムシを培養し増やす
- きな粉でゾウリムシを培養し増やす
- 生茶でゾウリムシを培養し増やす
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- ゾウリムシを煮沸なしのワラで培養してみた
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ゾウリムシを維持する
ゾウリムシを培養し維持するためには、植え継ぎが必要です。
私は植え継ぎの時にゾウリムシ以外のゴミや雑菌の除去と
ゾウリムシを濃縮するため、濾過しています。
現在は試験管を使った方法を使用しています。
コーヒーフィルターでの濾過はゾウリムシが漏れる可能性があるので
最近は行っていません。
- ゾウリムシの植え継ぎと、植え継ぎ時期
- 試験管で元の培養液からゾウリムシを単離する
- コーヒーフィルターでゾウリムシを濾過・洗浄
- ナイロンメッシュでゾウリムシをろ過・濃縮する方法
- ゾウリムシを冷蔵庫で長期保存する方法
- 煮沸・乾燥したワラでのゾウリムシの長期培養
ゾウリムシを観察する
目視や、USB顕微鏡、光学顕微鏡などで観察できます。
光学顕微鏡で観察する場合、そのままだと一瞬で視野を通り過ぎるので
ゾウリムシの動きを止める必要があります。
研究機関では塩化ニッケルが使われ、繊毛に対する麻酔効果があります。
一般家庭では入手しずらいので、エタノールやメチルセルロースなどで
ゾウリムシの動きを止めたり、ゆっくりにしてゾウリムシを観察します。
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