ゾウリムシはこんな生き物

ゾウリムシは、水路や池などに生息する原生動物です。
ゾウリムシの特徴について、紹介します。

 

ゾウリムシの入手・採取方法

ゾウリムシはネットでも、インフゾリアとして販売されています。
購入しなくても、野外から採集できますが、手間がかかります。

 

野外から採取した場合、
ゾウリムシ以外の原生動物が含まれているため1匹単離を行います。
1匹から培養した株を、顕微鏡で観察し、ゾウリムシかどうか確認します。

 

ゾウリムシを培養し増やす

研究施設ではレタスジュースでゾウリムシを培養するようですが、何かと面倒です。

 

現在使っている餌は、エビオス(ビール酵母)と、きな粉です。
前まで生茶を長期保存目的で使っていましたが、最近はきな粉を使用しています。

 

 

ゾウリムシを維持する

ゾウリムシを培養し維持するためには、植え継ぎが必要です。

 

私は植え継ぎの時にゾウリムシ以外のゴミや雑菌の除去と
ゾウリムシを濃縮するため、濾過しています。

 

現在は試験管を使った方法を使用しています。
コーヒーフィルターでの濾過はゾウリムシが漏れる可能性があるので
最近は行っていません。

 

ゾウリムシを観察する

目視や、USB顕微鏡、光学顕微鏡などで観察できます。

 

光学顕微鏡で観察する場合、そのままだと一瞬で視野を通り過ぎるので
ゾウリムシの動きを止める必要があります。

 

研究機関では塩化ニッケルが使われ、繊毛に対する麻酔効果があります。

 

一般家庭では入手しずらいので、エタノールやメチルセルロースなどで
ゾウリムシの動きを止めたり、ゆっくりにしてゾウリムシを観察します。

 

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