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ゾウリムシを培養する容器
私がゾウリムシを培養しているのはこの3つの容器です。
容器別にメリットなどを紹介します。
500mlカルピスペットボトル
メダカ稚魚への給餌用株の培養に使っているのが500mlの
ペットボトルです。
その中でも、カルピスウォーターのペットボトルがおすすめです。
ゾウリムシが観察しやすいです。
主にきなこで培養していますが
ある程度増えたら振ってそのままメダカ稚魚水槽へ投入しています。
前は、エビオスで培養していましたが、アンモニア濃度が高めなので、
きなこに変えました。
稚魚の時期が終わるとペットボトルで培養していません。
ゾウリムシ培養時は酸素が必要なので、フタは完全にしていません。
面倒ならアルミホイルをかぶせても良いです。
私は使い回しができるように3Dプリンターで
空気の通り道があるフタを自作し、ゾウリムシ培養時に使っています。
エビオスやきなこを使用する時は、しっかり撹拌すればカルキ抜き不要だったので
植え継ぎ用培養液にはカルキ抜きを使用していません。
【関連】ゾウリムシ培養のカルキ抜きは必要か?
200mlコニカルビーカー
前はよく使っていましたが、今はほとんど使っていません。
理由は割れるのと、撹拌が面倒なのと、密閉できないからです。
撹拌は普通に振ると溢れるので
マグネチックスターラーを使って撹拌していました。
また、持ち運び時や観察時にも密閉できないので
気を抜けません。
コニカルビーカーは完全にフタができないのでアルミホイルでフタをしていました。
50mlワンタッチボトル
現在の株維持に使っているメインの容器がこれです。
100円ショップのセリアなどで売られているブラスチック容器で
税抜き100円で50ml容器が2本入っています。
ワンタッチでフタの開け閉めができるので
観察の時や、撹拌するときも便利です。
また最後に培養液を捨てる時も、中身が漏れる心配がありません。
小さいので培養器に複数入るのもメリットです。
一番のメリットはゾウリムシが観察しやすいこと。
反対からLEDによる強い光を当てることで
培養液が濁っていてもゾウリムシをある程度観察できます。
エビオスで培養すると最後は培養液が透明になりますが
不透明なままゾウリムシが減ってくることがあるので
そういった時に確認できるのが良いです。
このボトルが衝撃に弱く、落とすとフタが壊れます。
フタの栓をする部分が、フタから離れてしまうので開閉が出来ません。
落とさないように注意しましょう。
ゾウリムシは培養していると水面に付着物が付くので汚れます。
棒にスポンジを付けたもので、洗って、エタノール消毒して再利用していますが、
観察に支障のある傷や、汚れが落ちない場合は、廃棄しています。