生茶でゾウリムシを培養し増やす

エビオスでの培養が一番簡単で安く、確実ですが
人により気になるのが臭いです。

 

エビオスで培養すると、生臭いようなドブ臭いような臭いがします。
生茶で培養すればそんな臭いはしません。

 

デメリットはコストが高いことです。
エビオスなら水道水と百均カルキぬきを使えば約3円です。
生茶だと500mlで安くても80円はするので最低40円はかかってしまいます。

 

培養方法

 

生茶だけだと濃いので半分に薄めます。
薄める場合は、ミネラルウォーターか、カルキぬきした水道水を使ってください。

 

生茶の濃度が半分の1/2と1/3で比較実験してみましたが
1/2の方がゾウリムシが多い結果となりました。

 

希釈せず、生茶だけでの培養は、失敗しました。

 

生茶と水を半分づつに薄めた液に数mlゾウリムシを入れます。
これで終わりです。

 

ゾウリムシを入れる50mlプラボトルなら1ml、ペットボトルなら5ml入れます。

 

経過

最初は生茶を薄めただけなので、こんな色をしています。
生茶でゾウリムシ培養、スタート時点

 

数日すると、沈殿物が出てきます。
1週間程度で生茶の色が、烏龍茶のように茶色くなります。

 

色の濃さは生茶の濃さに関係なく、同じような色になりました。

 

生茶でゾウリムシ培養、スタートから7日後
培養液が茶色になると、ゾウリムシ増えつつあります。
この後はゾウリムシが減りつつあるので心配なら
1週間ごとに植え継ぐと良いです。

 

50mlプラボトルで培養中、
培養開始から18日経過していますが、植え継ぎに十分なゾウリムシが生存しています。
もしかしたら、長期保存に向いているかもしれません。

 

エビオスでの培養だと1週間で培養し増え、
2週間目には減り、いつの間にか全滅している印象です。

 

ただし、ボトル表面に白い汚れが付着するので
ゾウリムシか汚れか、肉眼では判別しにくいです。

 

顕微鏡で見る、生茶で培養したゾウリムシ

 

顕微鏡で見ると、この様に見えます。

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