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ゾウリムシの植え継ぎと、植え継ぎ時期
ゾウリムシを培養すると、ゾウリムシが増えます。
しばらくは多くのゾウリムシがいますが、時期に減り、全滅します。
その前に、植え継ぎを行い、ゾウリムシを維持したり、より増やします。
植え継ぎを行う時期
植え継ぎを行う時間が無く、ゾウリムシの数が減っている場合、
餌を追加することで、ゾウリムシを再び増やす事が出来ます。
餌の量は、培養を行った時と同じ量を入れます。
ただし、培養に関係無い雑菌が増えたり、
餌やゴミの影響でゾウリムシが死滅する可能性があります。
なるべく、新たな容器への植え継ぎの方がおすすめです。
植え継ぎを行う時期は、十分にゾウリムシが増えている状態
できれば、培養液が透明な時が良いでしょう。
エビオスなどビール酵母で、培養すると1週間程度で培養液が透明になります。
環境温度、餌の量、培養元ゾウリムシ量などにより、濁りが消えない場合もあります。
培養液が透明な状態は、飢餓状態と言い、食べられる餌などが無くなった状態。
この状態になると、これ以上増える事は無く、2~3日は大きな変化がありません。
その後、上の方に居た、ゾウリムシが下の方に行き、ゾウリムシが減っていきます。
植え継ぎは、飢餓状態と、その後の2~3日がおすすめです。
ワラや生茶での培養、この様な変化が無いので
ゾウリムシの数が多い内に、植え継ぎます。
エビオスでも濁りが消えない場合は、同様です。
植え継ぎ方法
植え継ぎに必要なのは、カルキ抜きした水に、エビオスなどを混ぜたモノ。
生茶なら、50%生茶、50%カルキ抜きした水をまぜたモノをを使います。
【参考】生茶でゾウリムシを培養し増やす
500mlペットボトルなら、種となるゾウリムシを5ml入れれば植え継ぎ完了です。
50mlプラボトルで培養する場合は、1ml植え継ぎます。
ゾウリムシの濃度が低い場合が、1.5mlまで増やし、最大3mlまで増量します。
ゾウリムシの数が減ってしまっている場合は、
餌を追加してゾウリムシを再度増やしてから植え継ぎを行います。
生茶の場合は、そのままを少し追加します。
また、濁りが強い場合は、雑菌なども増えている可能性があるので
試験管などで単離し、ゾウリムシを洗浄すると良いでしょう。
【参考】試験管で元の培養液からゾウリムシを単離する