ゾウリムシの入手方法3選

ゾウリムシを培養しようとすると、ゾウリムシの入手が必要になります。

 

ヤフー知恵袋では、エビオスを入れておけば勝手に湧いてくるという回答もあります。
実際はたねとなる、ゾウリムシが必ず必要です。

 

ネット通販で入手

 

ネットではゾウリムシやインフゾリアとして売られていますが
ゾウリムシではなかったり、ゾウリムシでもいろいろ混じっている可能性があります。

 

メダカ稚魚のエサとして使う場合は、多少別の原生動物が混ざっていても
問題はないと思います。

 

観賞魚用品を売っているチャームでは、ゾウリムシミックスとして売っています。
ヤフオクやメルカリなどでも、”ゾウリムシ”で検索すると、多くの出品があります。

 

 

専門機関から入手

 

日本には、ナショナルバイオリソースプロジェクトがあり研究に必要な生物の
保存などを行っています。

 

このナショナルバイオリソースプロジェクトにはゾウリムシも含まれています。
書面による申請が必要なので面倒ですが、研究機関と同じゾウリムシを入手できます。

 

あなたが、学校関係者で実験に使う場合には、500円~2000円の負担で入手できます。
メダカ稚魚用に使用する場合、個人でも4000円と振込手数料で入手できます。

 

詳しくはこちらを参照してください。
ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)ゾウリムシ

 

ただし、再配布は同意書で出来ないと書かれているので
培養した株を知人にあげたり、フリマなどで売ることは出来ないので、注意が必要です。

 

屋外からの採取

 

再配布も自由だし、株の出処がはっきりしているのがメリットです。

 

屋外だと、田んぼや、フタの無い下水(側溝)などで入手できる可能性があります。

 

採取よりも、採取後のゾウリムシだけを取り出す処理が面倒です。
田んぼだと天敵のミジンコが入っていることが多いですし、下水からの採取だと
ゾウリムシよりも小さいキロモナスは入っています。

 

ミジンコはゾウリムシを食べますし、キロモナスを除去しないでゾウリムシを培養すると
キロモナスばかり増えて、ゾウリムシがあまり増えません。

 

詳しくは別記事にしたので、こちらを参照ください。
ゾウリムシの採取、場所と採取方法

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